こんにちは!
【税理士事務所BUILDERS】の kazです
「税理士の独立開業」が
もっとラクに
もっと楽しくなるために
業界未経験の kaz と
ママさん税理士 yukiさんの
実際の開業記を発信しています
開業してから、税理士の集客について調べていると
頻繁に「何でも屋税理士はダメ」って出てきました
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でも、特化できる業務経験がなく
生活に十分な顧問先数がないなら
特化戦略を組むのはデメリットになる事もある
ので注意してほしいと思います
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業種特化・専門特化がトレンド
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最近、税理士のセミナー等では業種特化や
専門分野特化が流行ってます
飲食特化、美容室特化、歯科医特化・・・etc
その中でも話題なのは圧倒的に
「相続案件」特化でしょうか
日本は、世界一の高齢化社会に加えて
家計が保有する金融資産1500兆円の多くは
高齢者世帯に集中しているといわれています
今後、相続案件の増加は必至です
しかし、日常の業務で相続案件に関わらないため
一般的な税理士事務所は積極的に営業を掛ける
分野ではありませんでした
ですが、一部の税理士事務所(公認会計士が多い)
が相続に特化した戦略で急成長している為
一つの戦略モデルとして注目をされています
相続案件は簡単じゃない!特化の難しさ
相続案件に対応できる経験があるのであれば
相続の特化戦略はチャンスが多いと思います
相続案件に強みを持っている税理士は多くないですし
顧問先からの案件依頼にすら躊躇する税理士もいます
相続に関わる業務は
①相続対策相談
②相続手続き
に分かれますが
相続対策相談は主に被相続人からの依頼で
相続財産の試算や対策の相談業務で済みます
また、生前の相続対策における生命保険の活用や
不動産関連の手数料収入などの収入も見込めます
一方で、実際の相続手続きについては相応の実務経験が必要です!
まさに「争族」の現場に直面するわけですから
生半可な心構えだと余計な恨みしか買いかねません
事務処理等でのストレスでなく
対人関係で強いストレス耐性が求められます
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特化するならある程度の基盤が出来てから
相続税だけでなく、「美容室特化」や「医業特化」
なんていう税理士事務所もよく目にします
ですが、こういった特化は打ち出してから
実績が出るのには、それなりに時間がかかります
開業して顧問先が少ない中
特化を前面に打ち出しすぎて
顧客流入の間口を狭めてしまうのは危険です
開業後、数年して生活は出来るようになったうえで
低価格競争から脱却したい!
専門分野を伸ばしていって、活動の幅を広げたい
専門分野のコンサルやセミナーも増やしていきたい
という使い方の方がいいと思います
それでも特化はチャンスあり
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それでもやっぱり特化の魅力はありです
ひとり税理士で通常の顧問先を獲得していった場合
平均的な顧問料では売上は800~1200万円
あたりで頭打ちになるのではないでしょうか?
ここに、例えば業種特化によるセミナー収入や
コンサル収入が加わってくれば心強いです
特化により評判が上がれば顧問料の単価アップが
図れますし、処理内容も似通ってきますから
所員を増やした際の業務教育も早いかもしれません
いずれにせよ、開業直後での安易な特化戦略には
デメリットもある点をしっかり考えて事業計画を立ててください
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