こんにちは!
【税理士事務所BUILDERS】の kazです
「税理士の独立開業」が
もっとラクに
もっと楽しくなるために
業界未経験の kaz と
ママさん税理士 yukiさんの
実際の開業記を発信しています
税理士業界はとても高齢化が進んでいるそうです
日税連の税理士実態調査(平成26年)だと
税理士の53.8%が60歳以上だそうです
こういった内容についての考察を書かれている
ブログは多いので、細かい詳細や分析はお任せして
30代のyukiさんと開業して実際に感じるのは
業界の高齢化は若手のチャンス!ということです
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税理士業界の高齢化は若手のチャンス
事務所を開業してから、業界を知らなきゃと
もともと保険会社の営業管理職だったので
自然と競合他社の分析っていうのをやりました
具体的には、税理士会から送られてくる
会員名簿をもとに表を作って
①事務所名
②代表税理士
③性別
④年齢
⑤HP有り無し
⑥所員数
なんて項目を、埋めていきました
もちろん税理士事務所によって戦略は違います
(新規の受付をしてない事務所も多い)
それぞれの営業スタイルも
・業種特化の事務所
・ネット広告に注力している事務所
・相続に特化している事務所
があるのは承知してますが
顧問先ゼロから始めるkaz 達にとってまずは
地域の特色を知るという意味でも競合他社を
分析するのは大切だったように思います
ただ何もない中から顧問先を広げるっていうと
地域性みたいなのは知る必要もありましたから
ちなみに、メイン商圏と位置付けた恵比寿地域で
登録されている税理士事務所は85か所でした
ホームページがない税理士事務所は51か所
ホームページがないってことは今のご時世
顧問先の開拓には注力してないって事だと思うので
仮想の競合事務所は34か所とします
ちなみに所員が10名以上の事務所は9か所
5名~9名の事務所は6か所だったので
結構激戦区なエリアなんだなと実感しました
この作業って意味ある?って思われるかもですが
後々にものすごく役立ちました!
他社を知ることで、初めて自社を客観視できます
それだけ、ベテラン先生たちが多いって事か・・・
いやいや、発想を変えよう!
20年後は自分たちは働き盛りの50代半ば
周りの先生のほとんどは引退してるはずだ!
今から後に出てくる後輩たちに負けなければ
この地域で俺たちは天下を取れる(≧▽≦)
(とんだ妄言でした・・・すみません。)
税理士はAI(RPA)に取って代わられる?
ちなみにさっきの妄言も、税理士資格が20年後も
” 残っていたら “っていう仮定なんですが
最近は近い将来仕事がAIに取って代わられる
っていわれているそうなんです
kazもそう思っていたんですけどね
今はちょっと変わりました
領収書や通帳の記帳業務は、数年でAIの進歩が
飛躍していくと思います
今でも、領収証や通帳の入力はかなりAIが
補助してくれてますし・・・
けど、税務相談はそう簡単には無くならない
と感じています
これはAIの性能とか進歩の話ではないです
もし日本政府が「税理士の仕事はAIにやらせる」
って舵を切ったら数年で出来ると思います
でも実際、お客様とyukiさんのやり取りは
「そういった考えも出来なくはないんですが」
「現行の法解釈だと難しいんです・・・」
あいまいな税制度と納税者の間で四苦八苦
複雑あいまいな税制と、現金主義を廃止しないなら
取って代わられることはないかなと思います
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税理士が消えたエストニアの事例
エストニアって知ってます?
kaz はこの話を聞いた時まで知りませんでした。
(バルト3国は聞いた事があったような・・・)
人口130万人ほどの国だそうですが
先程の①税制の簡素化と②電子化の推進で
税理士の仕事がなくなったそうです
間違いなく”理想の税制度”を具現化した
一つの姿だと思います!
でも、規模で言えば”さいたま市”くらいの国です
日本で実現するのは難しいですよね・・・
保険会社の時にも感じてましたが
「日本人って財産かくしたがり屋さん」です
税理士業界は若手のチャンス
仮に日本の税理士制度が続いていくなら
税理士業界の若手人材はかなり希少性が
高くなって行くんじゃないでしょうか
そもそも世の中の情報ツールや
会計ソフトは進化が止まりません!
「前の先生が、クラウド会計に疎くって・・・」
「web会議で対応してもらえます?」
なんて、問い合わせもあります
ベテラン先生に敵わないところもあれば
若手だから重宝してもらえるところもあります
そして、若手のライバルが少ないんだったら
それはきっと”チャンス”です