こんにちは!
【税理士事務所BUILDERS】の kazです
「税理士の独立開業」が
もっとラクに
もっと楽しくなるために
業界未経験の kaz と
ママさん税理士 yukiさんの
実際の開業記を発信しています
開業してから、ホームページはもちろんのこと
チラシのポスティングやDM送付もやってきました
私たちは、全部愛情のこもった手作りです(笑)
だからこそ気をつけなくては、いけなかったのが
広告の内容についてです
今回は、税理士の広告内容についての考察です。
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広告関係はすべて自作です!
私たちが開業したのは2017年でした
顧問先どころか、関与先もゼロでスタートです
机とパソコンだけの事務所で貯金と生活費を
事あるごとに計算していたのを覚えています
そんな状況なので、広告を外注も出来ないですし
ネット広告の営業はあまりにも高額・・・
結局、ホームページの作成からチラシデザイン
それにDM制作まですべて自分たちでしました
![](https://zeirishi-builders.com/wp-content/uploads/2020/05/3c68c2dd13bf243cb21461b7b3c1e119.png)
ですが、だからこそ記載する内容には悩みました
そもそもチラシ配布のスタート直後に
yukiさんの支部会事件が起こっています
(詳細はプロフィールをご覧ください)
しかも、地元地域に配るのですから
地域の先輩税理士に見られるのは必至です
なので、下手な内容を載せるわけにはいきません
税理士は広告が出来なかった!?
そもそも税理士は平成14年の税理士法改正まで
厳しい広告規制があったそうです
![](https://zeirishi-builders.com/wp-content/uploads/2020/04/b54091b9ea851f9c8810b52e50cbc14b.png)
知ってビックリの連続です
税理士法の改正前は、そもそも
他の税理士が顧問契約をしている企業に
営業すること自体禁止!
加えて報酬の上限額が定められていて、広告でも
報酬に関する表示をするのはダメという内容でした
さらにさらに、税理士会の規定もあったようで
実質的に出来る事と言えば
・事務所名
・住所
・電話番号
上記を郵便局の袋に印字したり、事務所前に看板を
出したりするのが精一杯だったそうです
![](https://zeirishi-builders.com/wp-content/uploads/2020/04/4d2898cc519c4468d541cbcfe0072ef6.png)
守られ続けてきたってことか
税理士の広告自由化された平成14年以降は
ネットの急激な普及にあわせて、広告に力を入れた
税理士事務所が急成長をしたそうです
当時、急成長する事務所の多くが低価格を売りに
したために急激に税理士の顧問報酬の下落が起きて
「税理士はもう儲からない」とか
「税理士は食えない資格になった」みたいになったようです
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近年の税理士業界の広告事情
税理士の広告自由化から約15年が経ち
今ではネット広告は目新しいものでもなくなり
広告事情も大きく変化してきました
先日、税理士の広告に関しては
税理士会から『税理士の広告 Q&A』
が送られてきました
![](https://zeirishi-builders.com/wp-content/uploads/2020/07/4b0f57da0563303cb489b0bc1771fb1f.jpeg)
内容については
Q1、税理士の広告って規制はあるの?
税理士の行いう広告については、税理士会の定める
『会員の業務の広告に関する細則』を順守して行ってください
Q2、どんな広告がダメなの?
広告は原則自由だけど、「虚偽・誇大広告など、
利用者の判断を誤らせるような広告」はダメ
例)
・元国税〇〇の税理士ならではの豊富な人脈・情報
・究極の節税テクニックを教えます
Q3、広告には税理士の氏名・名称は表示しないといけないの?
ラジオ、電話、面談、スピーチ等による広告行為も
広告主の氏名・名称を明らかにする必要がある
Q4、広告物は、使用した後すぐ処分して良いの?
広告が終了した時から3年間保存する事
なんていう、ルールがちゃんとあります!
結構、注意が必要だなって感じたのは
表現についてのところです
例えば、他の会員と比較した表現は禁止です
NGな表現例)
『当事務所は〇〇で他の事務所より優れています』
『国税庁で長年調査や審理をしていたので
他の税理士事務所よりも調査対応に優れています』
広告作成時にはご注意を
![](https://zeirishi-builders.com/wp-content/uploads/2020/07/e919fb6b3c808a9a283686a763417ff2.jpg)
結構縛りがあるんだね。
まぁ、比較表現については注意が必要ですが
『税理士』の信用や品位を保つためには
広告や営業にもこれくらいのルールが
あるのは大事なことだと思います
ちなみに、以前勤務していた保険会社にも
営業上の禁止ルールが厳しくありました
他社の経営状況についての資料作成や
他社を誹謗中傷した発言が発覚すると処分の対象になりました
広告作成にあたっては、税理士会の細則を確認して
税理士会の諸先輩方に見られる前提で作成すると
その分一生懸命、多くの方にアピールする原動力になると思います
![](https://zeirishi-builders.com/wp-content/uploads/2020/05/3c68c2dd13bf243cb21461b7b3c1e119.png)
目に触れられるかに注力した方が効果が高いと思いますよ
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![](https://zeirishi-builders.com/wp-content/uploads/2020/06/72ea58f3ccebb1dee0ebbe46790c9817-300x105.jpg)
サーバー代と印刷代くらいかな?