こんにちは!
【税理士事務所BUILDERS】の kazです
「税理士の独立開業」が
もっとラクに
もっと楽しくなるために
業界未経験の kaz と
ママさん税理士 yukiさんの
実際の開業記を発信しています
先日、税理士変更でお越しいただいたお客様に
以前の税理士事務所での料金をうかがっていたら
『決算申告料』(以下、決算料)が無く
毎月一定額を請求されて決算まで
やってもらっていたという方がいました
「なぬっ?」とお客様とyukiさんの会話に
聞き耳が立ってしまいました
今回は、決算料の毎月分割受取りの考察です。
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決算料が別にかかるんですか?
税理士変更でお客様が来られると打合せの中で
以前の先生とのやり方を伺うことがあります
当然ですが、不満を伺うことが多いです
(だから来所されてるんですよね・・・)
逆に、その料金でこんなに丁寧な資料作って
毎月面談をされているのかと驚くこともあります
以前、『ファースト税理士よりセカンド税理士』
と言う記事でも書きましたが
税理士変更で来られたお客様だと業務に対しての
不一致が起きにくくて、やり易いことに加えて
先輩方のやり方が学べて勉強になることもしばしば
先日、税理士変更でご相談に来られたお客様が
決算料については決算時にお預かりするのが多いと思いますよ
決算料も含めて、分割する?
決算まで含めて分割してもらった方が良くない?
そうなったら面倒だし、嫌な気分じゃない?
(なるほど、一理あるな・・・)
とはいうものの、決算まで含めてもらった方が
分かりやすいというか・・・
お客様も、決算時に一度の十数万円を請求される
より良いんじゃないかという気もする・・・
そもそも、最近は
『毎月〇〇円で決算料は頂きません』なんていう
広告もよく目にします
(ほとんどは、格安PR系の事務所ですが)
それに、そもそも決算までの期間で契約とすれば
問題ないだろうし・・・料金表そのものを変更して
すべて月次報酬だけにするのはどうだろ?
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決算申告料のない料金表
実際に、決算料という名目を料金表から除いて
みたらどうなんだろうか考えてみました
【税理士側】メリット
・毎月の報酬を平準化できるので、収入が安定する
・決算までは税理士変更の可能性が下がる
【税理士側】デメリット
・月額報酬だけで、他の事務所と比較されるかも
税理士側としても、お客様側としても結局は
年間報酬が同じならば、最終的には好みなのですが
多くの税理士事務所が月次報酬と決算申告料を
分けているのは
①平成14年までの税理士報酬規程が分かれていた
②集客の観点から料金を安く見せたい
と言うところかなと思います。
集客の観点で考えた場合でいうと
税理士報酬を安く見せたいというのは
ネット集客にチカラを入れている事務所は
苦心している点だと思います
もちろん、税理士報酬を誤認させるような表示は
論外ですが、例えば
・顧問料
・記帳代行料
・申告書作成料
・給与計算
なんかを、分けて料金設定したうえで
『毎月の顧問料は〇万円でお引受けします!』
なんて、広告している事務所もありますし
『月額〇万円!記帳代行料タダ!』という
キャッチコピーで注意書きに
月〇〇仕訳以上の記帳代行は追加料金
なんてのもあります。
お客様次第かな・・・
実際には、お客様によって状況は様々なわけで
お話を伺ってみないと料金の提示は難しいです
「簡単にホームページに料金表なんて書けない」
っておっしゃる税理士の考えも分かります
一方で、料金表の目安も分からない税理士事務所の
敷居をまたぐのは、独立したての経営者には
かなりハードルが高いというのも事実!
実際に、1年間で決算までやった場合に
トータルの顧問報酬が一緒でも
A事務所は月額顧問料 1万円
(決算料 12万円)
B事務所は月額顧問料 2万円
(決算料 0万円)
をホームページで見た場合は、月額1万円を
選んでしまう経営者がどちらかと言えば多いのかも
分割払いを少し割り引くとか・・・
普通は毎月の料金とは別に決算料払うんですか?